blog_3114_main

ウミネコ観察ができる!八戸市蕪島休憩所に行ってみた

八戸をもっと元気に!わたしたちマルカネは少しでも力になれるよう八戸の魅力をお伝えしていきます。

今回ご紹介するのはウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されている蕪島(かぶしま)。この時期は繁殖のために飛来したウミネコで埋め尽くされます。また、頂上には弁財天を祀る蕪嶋神社があり、夫婦円満・縁結び・子授け・安産のご利益があるとされています。

先月には休憩所がオープンしたということで、実際に行ってみました!

落ち着いた空間でゆっくりウミネコ観察

ブログ画像

4月11日にオープンした蕪島休憩所。床面積約140平方メートルの平屋建てで、ガラス張りの正面からウミネコを観察したり景色を眺めることができます。内装はなかなかオシャレな仕上がりで落ち着いた雰囲気なのでゆっくり過ごすことができます。

ブログ画像

ブログ画像

裏側にも小さな窓が設置されているのですが、小さな子どもでも眺められるよう足掛けまで設置されていて、家族連れで遊びにきても楽しめるような配慮が感じられました。

ブログ画像

うみねこ爆弾の心配なし

ブログ画像

蕪島のシンボルともいえるウミネコは、繁殖時期である2月下旬から8月上旬頃までは蕪島にとどまり、なんとその数は4万羽にもおよびます。その様子はヒッチコック監督の「鳥」を連想させますが、映画のように襲われることはないのでご安心を。

これだけの数のウミネコが飛び交っているので、空からフンを浴びてしまうことも珍しくありません。「うみねこ爆弾」とも呼ばれおり、ひとつの名物といえば名物ですが、できればそんな事態にはなりたくないですよね。

そこで便利なのがこの休憩所。傘を差すことで防ぐこともできますが、安心してウミネコを観察したいなんて場合にはこういった休憩所があると嬉しいですよね!

うみねこバクダン

ウミネコのフンをテーマにした同名のお菓子が販売されています。NPO法人ACTYさんによる八戸の名物商品です。
詳しくはこちら

蕪島の歴史を学んでみよう!

休憩所の壁には蕪島の歴史などが大きく紹介されています。

ブログ画像

例えば蕪島の地形について。もともとは文字通りの「島」だった蕪島ですが、現在は陸続きになっています。これは昭和17年に軍事施設を建設するべく旧日本海軍により埋立工事が行われたためです。青森県庁ホームページにその経緯が掲載されています。

1918(大正7)年に鮫湾漁港修築期成同盟会が結成され、港の建設運動が本格化します。翌年、蕪島に橋がかけられ、埋立工事が始まります。

1922(昭和4)年5月、市制施行した八戸市は、八戸港の建設を最重要課題とします。国に埋立事業の推進を陳情し続け、政府も八戸港を重要港湾に指定します。そのため鮫の海岸は大幅に埋立てられ、海岸沖にも長大な防波堤が作られました。このため蕪島や周辺の海岸風景はずいぶんと様相を変えています。この後、蕪島に海軍が軍事施設を建設し、遂に蕪島は陸続きになります。

引用元:青森県庁ホームページ

橋がかけられた当時の写真がこちら。陸続きの現在とは雰囲気が全然違います。

ブログ画像
画像出典:ウィキメディア・コモンズ (Wikimedia Commons)

先日ご紹介した「2015暮らしを彩る手しごと展」で、実際にこの橋を渡ったことがあるというお客様から貴重なお話を聞くことができました。やはりお客様との出会いって大切ですね。

また、蕪島という名前ですが、その由来は諸説あり、八戸市の公式サイトでは”蕪島に自生するノラナタネが「かぶの花」と呼ばれていたことによる”と説明されています。今回訪れた際は少ししか見られませんでしたが、いつもならこの時期はかぶの花で島が黄色く覆われ、綺麗な景色を堪能できます。

ブログ画像
画像出典:東北物語サイト(観光庁) (http://tohoku-monogatari.org/spot/?lid=62023

八戸のパワースポット 蕪嶋神社

ブログ画像

せっかくなので蕪島神社にも行ってみることにしました。祭神は日本神話に登場する水の神様、市杵嶋姫命(イチキシマヒメミコト)です。天照大神(アマテラスオオミカミ)が須佐之男命(スサノオミコト)との契約を行なった際に生まれた美しい女神様であり、「蕪嶋の弁天様」として信仰を集めてきました。夫婦円満・縁結び・子授け・安産のご利益があり、漁業の守り神でもあります。

ちなみに、ウミネコは魚がいる場所に集まり漁場を知らせてくれるため、弁天様の使いとして古くから大切されてきました。神社のまわりにもたくさんのウミネコがいますが、人を怖がることはありません。

ブログ画像

また、神社をぐるっと囲むように歩道が整備されており、こちらを3周したあとに拝殿前の蕪とひょうたんの像をなでると運が開けるといわれています。裏側へまわってみると、どこまでも広がる太平洋が目に入る同時に圧倒されるほどの数のウミネコを見ることができます。

ブログ画像

ここまでくると神々しささえ感じます。皆さんもたくさんのウミネコに囲まれなが開運を願ってみてはいかがでしょうか?

これから生まれ変わる蕪島

ざっと蕪島のご紹介をさせていただきましたが、実はこの休憩所はまだ未完成。ウミネコの繁殖に合わせて一旦工事をストップさせてのオープンだったのですが、ウミネコが南方へ旅立った後の9月から再開予定とのことです。最終的には建物を覆うように土を盛り、築山状になる計画。周辺には芝が敷かれ人もウミネコもくつろげる広場になるそうです。今から完成が楽しみですね!

八戸へお越しの際は蕪島へぜひいらしてください!

八戸市蕪島休憩所

■開館時間:9:00~17:00(12月~3月は16:00まで)
■休館日:12/29~1/3
※2015年は追加工事のため、9月頃から閉館予定

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です